斑鳩


斑鳩町

法隆寺
現存する世界最古の木造建築。広大な境内には、歴史的建築物が軒をつらね、国宝・重要文化財に指定されたものだけでも約190件、点数にして2300余点に及ぶ宝物が残されている。(世界遺産)

夢殿
聖徳太子を忍んで739年(天平11年)に行信僧都により建てられた、この建物は美しい八角形をした東院の中心である。
四方に扉が設けられ、瓦ぶきの屋根は創建当時のものである。
夢殿は、聖徳太子が夢の中で金人(仏)に出会ったという伝説から名付けられたとも言われている。
堂内には救世観音が安置されている。

中宮寺
現在の法隆寺夢殿の隣にある中宮寺には、1969(昭和43)に建てられた新本堂が美しい姿でそびえている。高松宮妃殿下の発願によって、吉田五十八氏が設計された耐震耐火の建物である。この本堂に本尊の如意輪観世音菩薩半跏像が安置され、その横に天寿国繍帳のレプリカが置かれている。

広陵町

百済寺
『日本書紀』舒明天皇十一年(639)七月の条に「詔して曰く、今年大宮及大寺を作らむ。百済川の側を以て宮処と為す。是を以て、西の民は宮を造り、東の民は寺を作る。即ち書直県を以て大匠と為す。」とある百済大寺伝承地である。

春日若宮神社
境内の梵字池は弘法大師が掘られたと伝承されています

生駒市

高山八幡宮
天平勝宝元年(749)に、八幡神が豊前国の宇佐八幡神を東大寺に勧請した際に、頓宮としたことに始まるといわれています。
中世には鷹山庄の中心として、また豪族鷹山氏の武神として篤い信仰を集めていました。
本殿は、室町時代の建立で、元亀3年(1572)の銘があります。





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