松江・出雲


松江市

松江城
堀尾吉晴の入封によって慶長16年(1611)に完成した。五層六階の天守閣を中心に,6基の櫓を構えた。堀尾氏三代につづき,京極忠高が入城したが,嗣子なく断絶。のち松平直政が入封,松平氏が明治までつづいている。現存する天守閣では,姫路城,松本城と松江城だけが五層の天守閣をもっている。別名,千鳥城という。

興雲閣
明治期の洋風木造建築で大正天皇が皇太子の時宿舎になった。現在は松江の郷土資料館として公開。

松江神社
松江藩初代藩主松平直政が祀ってあり,松江城山公園内にある。他にも,徳川家康,堀尾吉晴,松平治郷を祀る

城山稲荷神社
松江藩の基礎を築いた、松平直政が勧請した神社で、名工・小林如泥作の木狐等を社蔵としています。小泉八雲は境内を囲む石の狐を大変好み、よく訪れていたといいます。日本三大船神事・ホーランエンヤでも有名。

ぐるっと松江堀川めぐり
松江城をとり囲む堀川をめぐる遊覧船。テープと船頭さんの案内で、松江城や武家屋敷、京橋周辺、米子橋あたりなど各所の個性を船上から味わえる。冬期は、こたつ船になる。

小泉八雲記念館
松江城北方の塩見繩手沿いの武家屋敷の西端に,小泉八雲旧居に隣接して建っている。八雲(ラフカディオ・ハーン)は,明治23年8月から1年3カ月の間,松江に滞在したが,松江在任中に小泉セツと結婚し,出雲の地に日本の伝統文化を見出してその研究にとりくんだ。約1.000点以上に及ぶ収蔵品の中から、約200点を展示している

小泉八雲旧居
松江城内堀に面して建つ武家屋敷で,小泉八雲夫妻の生活した旧居。八雲は三方が庭に囲まれた部屋を気に入っており,著書にも書かれている。

塩見繩手
小泉八雲旧居はじめ武家屋敷風の家が堀に面して軒を接し,松江で最も城下町らしいたたずまいを残す。現在は大型バスも交差する舗装道路だが,古くは駕篭か大八車がせいぜいの細い道であった。堀ぞいに残る巨松の並木は当時のもの。塩見縄手の名称はこのほぼ中央に塩見小兵衛の屋敷があったことに由来する。

普門院
松平氏の祈願所として栄えた天台宗の寺。往時の面影をしのぶ,茶室観月庵は有名。

月照寺
松江藩主,松平直政が母月照院の冥福を祈って建てた寺で,松平家の菩提寺。歴代藩主の廟など有名な廟門建築が多い。

宍道湖
松江市の西にひろがる湖で,昔から水と雲の調和する美しさで名高い。周囲約45km,水深平均約4.5mと浅く,海水の少しまじった汽水湖。魚介類が豊富で,野鳥の宝庫でもある。湖に浮かぶ嫁ケ島を点景とした夕陽がすばらしい。

宍道湖ふれあいパーク
宍道湖が一望でき、四季おりおりの花木でいっぱいの自然パーク。

道の駅 秋鹿なぎさ公園
宍道湖で、ヨット、カヌー、ペダルボート、ローボート、セーリングカッターなどが楽しめるマリンスポーツパークです。

出雲市

出雲大社
伊勢神宮に並ぶ古社。大国主神を祀り縁結びの神で有名。広い境内に大社造の国宝本殿他多数の建物がある

旧大社駅
1912年開業、以来1990年の廃駅まで、出雲大社の表玄関口として親しまれてきた駅舎。今も1924年に改築された木造神殿風造りの駅舎を保存、公開している。全国でも珍しい神社様式を取り入れた木造建築で外側は純日本風。一方待合室には洒落たシャンデリアがさがり、その時代の雰囲気を感じられる。

大梶七兵衛翁紀功碑
出雲平野の開拓に大きな足跡を残された大梶七兵衛翁の功績を偲び、その恩恵に感謝し、顕彰するため、大正元年(1912)旧国鉄大社駅前にこの様な銅製の紀功碑が建立されました。

出雲阿国の墓
阿国は歌舞伎の創始者といわれ,約400年前京都四条河原で歌舞伎を演じ,好評を博した。晩年帰郷し,このあたりで没したと言われている。

稲佐浜
国譲りの神話で有名な海岸で,「神迎え」の神事が行われるところ。

日御碕神社
「出雲国風土記」にも記された古社。上の宮,下の宮よりなる社殿は権現造の朱塗りで,内部の極彩色の装飾画は見事。

出雲駅前温泉 らんぷの湯
「らんぷの湯」は地下1800メートルの湯脈からお湯をひき、20種種類もの効能がある、お湯の質の高い温泉です。檜の香りとらんぷの明かりが醸し出す落ち着きある雰囲気の中、竹林を眺めゆったりできる、出雲の名湯誕生です。

長浜神社
出雲国風土記にも出雲社として出ている。建物は大社造り。

道の駅 キララ多伎
国道9号線に面した道の駅で「夕日百選」に選定されている。目の前にはキララビーチが広がり、夏は多くの海水浴客でにぎわう。近くの「見晴らしの丘公園」にはコテージがあり、宿泊も可能。

斐川町

荒神谷遺跡
昭和59年夏、標高22mの丘陵斜面から銅剣358本が発見され一大センセーションを巻きおこした。続いて銅鐸6個、銅矛16本が出土し、国の史跡に指定された。

八上姫の像
大国主命と八上姫が結ばれるという八上姫神話にゆかりのある神社がコチラ。道の駅 湯の川向かいには、古のラブストーリーのヒロイン・八上姫の像があります。姫の美しさに磨きをかけたと言われる日本三美人の湯「ひかわ美人の湯」もすぐ目前。

道の駅 湯の川
観光や物産、施設紹介などあらゆる情報の発信地。湯の川温泉の湯をひいた温泉スタンド(100円)もある。

奥出雲町

奥出雲おろちループ
日本最大の二重ループであり、数ある紅葉を満喫できる場所の中で一番のビューポイントである奥出雲おろちループ橋から、素晴らしい眺めが楽しめる。

道の駅
奥出雲おろちループ
国道314号沿い道の駅。奥出雲おろちループの三井野大橋のたもとにある。「鉄の彫刻美術館」がオープンし、郷土料理レストラン「みくに」や土産品コーナーを併設している。

鉄の彫刻美術館
「交流館三国」内にある「鉄の彫刻美術館」は下田治氏のモニュメント彫刻を展示しています。これはたたらの里奥出雲の新しいシンボルとして誕生したものです。

湯野神社
通称、大森神社とも呼ばれる。 また亀嵩温泉にちなんで湯野神社と云う名になったという。 『出雲国風土記』記載社で、温泉の医薬の守護神として崇められた。

砂の器舞台の地
重要なロケが行われた“湯野神社”は、亀嵩駅から国道を3kmほど東に行った所にあり、鳥居の横に、松本清張氏の揮毫による記念碑が立てられています。

亀嵩駅
トロッコ列車、出雲坂根の3段スイッチバックと延命水、出雲横田駅舎などなど数ある木次線名物の一つがこの亀嵩駅の駅そば屋、「扇屋」。いわゆる「駅そば」とは一線を画する本格的な手打ちそばを駅舎内で食べられます。

諏訪神社
諏訪神社は「仁多郡村誌」等によれば、三沢氏第十代・為理が永正七年(1510)にこの地に創建したとある。

酒蔵奥出雲交流館
酒蔵奥出雲交流館は、奥出雲町の特産品“仁多米”の情報発信拠点施設として平成16年12月15日にオープン致しました。館内では、仁多米の今摺体験をはじめ、銘酒仁多米をはじめとする米の加工品や地元の特産品を展示販売しています。

雲南市

鉄の歴史博物館
「展示1号館」、「展示2号館」では、たたら製鉄の歴史や技術・人々が使っていた道具などの展示、鉄山師田部家の紹介もあります。また、吉田町出身の彫刻家・「内藤伸記念室」もあり、作品はもとより愛用品や蔵書、遺品を展示しています。

鉄の未来科学館
鉄の未来科学館では、世界の古代からの製鉄炉の構造の変遷をもとに、鉄文化の未来を考えます。世界初のイギリスのコークス炉・オールドファーニス、橋野高炉、そして菅谷たたら製鉄の炉と地下構造の模型は圧巻ですよ。

菅谷たたら山内
大正10年にたたらの火が消えてからも、かつてたたらを吹いていた高殿がそのままの姿で今も残っています。
たたら場は、映画『もののけ姫』の舞台にもなりました。

山内生活伝承館
山内を見下ろすところにあるのが山内生活伝承館です。山内に住む人たちが残してきた遺産を大切に引き継ぎ、公開している館です。

三刀屋天満宮
社伝によれば菅原道真公太宰府への配流の途中、先祖野見宿禰の霊廟に詣でるため当地に数日間滞在されたという。公が筑紫にて薨去の後里人がその徳を慕って小祠をたて梅を植えて祀っていたが三刀屋城主諏訪部弾正為弼(十代)が、守護神として城内天神丸に移し祀った。

東出雲町

揖夜神社
旧国道沿い市ノ原川右岸のうっそうとした松林の間に鎮座する社で、出雲国風土記や日本書紀にも登場します。黄泉の国すなわち死の国の世界に縁の深い社として中央でも重視された社です。

夜見路庵
昭和59年青経会により桜の名所を作ろうと植樹しそして吾妻屋を建てました。

黄泉比良坂
黄泉の国と現世の境界とされ、古代出雲神話の中で、伊邪那岐命が先立たれた最愛の妻伊邪那美命を慕って黄泉の国を訪ねて行かれるその入口が、黄泉比良坂であると伝えられています。

安来市

和鋼博物館
古くから奥出雲地方で生産された鉄の集散地として発展を遂げた安来市。炎と鉄と人の歴史に出逢える「和鋼博物館」では、鉄の歴史や文化を楽しく学ぶことができます。

仲仙寺墳墓群
もともと19基からなる墳墓群でしたか、現在では2基の四隅突出墓が保存整備されています。8〜10号器墓は中規模(18m、含突出27m)の四隅突出墓ですが昭和40年代に発見され四隅突出墓の存在を全国に広めました。

安来公園
山陰でも有数の桜の名所。シーズンになると、丘の上の公園一帯に約500本のソメイヨシノが開花、夜には、ぼんぼりが灯り、幻想的に花びらを照らします。開花期間中は桜まつりが開催され、安来節を広めたとされる渡部お糸にちなんだイベントも実施。ツツジや紅葉の名所としても有名です。





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