西多摩



福生市

清岩院
応永年間(1394年〜1428年)、約600年前に建立された古刹で境内には弁天堂と珍しい車地蔵がある。本堂と湧水の日本庭園は風格を見せている。(弁天堂は平成6年、本堂は平成7年新築)境内の数カ所から湧水が出ており東京名湧水57選に平成15年に選ばれた。

神明社
福生神明社は、明治七年当時各町会に祀られていた五柱の神々とともに七祭神を合祀した神社で、地域の安らぎを始め治水、産業、学問、衣食住等各方面にわたり功徳の高い神社であります。

長沢薬師堂
鎌倉時代に創建説を持つ薬師堂です。江戸中期に二間半四方のお堂が建立されました。堂内には薬師如来像と数体の十二神将が安置されています。

羽村市

まいまいず井戸
まっすぐ縦に掘る井戸掘り技術が発達していなかった頃、水の得られる深さまでスリバチ状に掘り窪めていたようです。そこへの通路が螺旋状にめぐっているために、カタツムリを意味する「まいまい」の名が付けられました。

五ノ神社
五ノ神社は、かつては熊野社と呼ばれ、旧五ノ神村の鎮守でした。一間社流造の本殿は、現存する木割帳から嘉永2年(1849)から文久2年(1862)までの間に、宮大工小林藤馬によって造られたことがわかります。

羽村取水堰
木製だった羽村取水堰が、レンガ造りの水門部分と玉石張りの、現在の姿に改築されたのは、1900年(明治33年)で、100年以上の歴史があります。
ここに堰を作ったのは、上流から曲がりくねった多摩川の水を玉川上水の取水口に取り込むのにぴったりの地形だったからです。

禅福寺
妙徳山禅福寺の正面に建つ山門は、切妻造の四脚門で、市内でも稀な茅葺きの建造物です。
寺伝では寛正3年(1462)の建立と伝えられていますが、棟札や墨書などがないため、時代判定できる資料が少なく、実際の建立年代は不明です。

青梅市

青梅赤塚不二夫会館
天才バカボンなどでおなじみの漫画家・赤塚不二夫のすべてがわかります。キャラクターグッズや原画が展示されています。

昭和レトロ商品博物館
昭和の頃の商品パッケージや玩具などを展示しているこの博物館は、子どもたちには新鮮で、大人たち懐かしい世界に誘います。

昭和幻燈館
昭和の情景のジオラマと映画看板を展示しています。

塩船観音寺
樹齢千年を越えた杉木立に囲まれた「花と歴史の寺」約2万本のつつじと数々の文化財で有名。国の重要文化財もある。

日の出町

西福寺
開創年代は詳かではありませんが旧堂宇の阿弥陀堂建立が「武蔵名勝図会」によれば、長徳年間(995〜999年)と記されているところをみれば古刹を疑わないでしょう。

あきるの市

大悲願寺
建久2(1191)年源頼朝が檀越となり、澄秀を開山として平山季重が創建したと伝えられる。開山の澄秀が醍醐の三宝院と関係があったことから長く同院の末であったが、明治29(1896)年大和の長谷寺の末となった

正一位岩走神社
創立は不詳であるが、仁平2(1152)年7月,信濃国伊那郡の住民12名が当地に来て一村を開き、本国に鎮座する戸隠大明神の分身を勧請したという。寛政6(1794)年に正一位の神階を許され、正一位岩走神社と改称している。