南部


阿南市

平等寺
平等寺は四国霊場第22番の札所で寺伝によると弘法大師がこの地で修行中、薬師如来を感得して自らその像を刻んで本尊として伽藍を建立し人々を平等に救うために寺号を平等寺としたといわれている。

轟神社
弘仁元年(814)大和の龍田神社の分霊を勧請して創建したと伝えられる古社である。
祭神は龍田風神と呼ばれ、農家や航海業者の信仰が厚い神で、のちに近くにあった延喜式内社の室比売神社を合祀、安産の神としても崇敬を集めている。

新野のクスの群生
轟神社境内には樹齢700余年といわれる大樟が群生しており、県の天然記念物にも指定されている。大樟の根元に白蛇2匹が棲み、時にふれ轟明神の使者として境内に現れ、これを見た者には幸福が訪れるという伝説がある。

神宮寺
轟神社は養和元(1181)年、寿永2(1183)年、文治6(1190)年銘の奥書のある大般若経を所蔵する。この神社と当神宮寺がいつから結びついたかは詳らかではないが、平安時代の初期には両者が相関関係にあったと思われる。

太龍寺
太龍寺は四国霊場第21番札所で延暦11年弘法大師が創設されたと伝えられています。
寺は標高602メートルの太龍寺山の山頂にあり、古くから1に焼山(焼山寺)、2にお鶴(鶴林寺)、3に太龍(太龍寺)と遍路泣かせの難所でした。

太龍寺ロープウェイ
太龍寺ロープウェイは、徳島県那賀郡那賀町の鷲の里駅(道の駅鷲の里に併設)から阿南市の太龍寺駅を結ぶ当社四国ケーブルのロープウェイ路線です。
全長2,775メートルで西日本で最長、山・川越えを行う珍しいロープウェイです。

那賀町

蛭子神社
鷲敷地区の中心部にある閑静な古社。厳粛な雰囲気が漂う境内には、夫婦杉と呼ばれて親しまれている樹齢1000年の2本の杉の巨木をはじめ、オオクス、イヌマキなどの老樹が天を突くようにそびえ、社歴の長さを物語っています。

道の駅 鷲の里
当道の駅は、四国八十八ヶ所霊場第21番札所 太龍寺へ向かうロープウェイの山麓駅を併設した門前町として整備され、レストラン、喫茶店、売場、休憩施設などがあります。

美波町

薬王寺

弘法大師が42歳の時、厄除けに本尊の薬師如来を刻まれことから厄除けの寺として有名です。女厄坂33段、男厄坂42段、男女厄坂61段は、男女の厄年にちなんで造られているおり、厄落としを願いながら一段ずつ一円玉を置きながら階段を上がっていく。


道の駅日和佐
自然の宝庫として注目を集める日和佐に、人と地域を結ぶ交流拠点「道の駅 日和佐」が誕生しました。国道55線沿いに位置し、長距離ドライブの休憩ポイントして気軽に利用することができます。

牟岐町

不動山正観寺
日本・スリランカ国際仏教交流協会、総司庁、スリランカ大統領から、仏舎利・九輪(ピナクル)・釈迦如来坐像を贈られ、スリランカとの仏教交流が栄んである。仏舎利塔(光明精舎)や地獄極楽の施設がみどころである。

海陽町

鯖大師
景勝八坂八浜の中間にあり、四国霊場番外の札所で、四国を巡礼するものは必ず礼拝する寺であり、行基菩薩が奇蹟を起こしたという有名な伝説がある。

大里古墳
大里古墳(大里2号墳)は横穴式石室をもつ巨石墳である。墳丘の土は流失し、天井石が露出している。
推定高4〜5m、直径約20mの円墳で、墳丘の周囲に濠をめぐらしていた。
石室は南向きに開口し、全長11.2m、羨道の長さ5.5m、棺を安置する奥の玄室の長さ5.7m、高さは2.3mほどである。石材は、地元で「那佐石」とよぶ砂岩である。





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