西部


美馬市

うだつの町並み
重要伝統的建造物保存地区に指定されている脇町うだつの町並みはかつて繁栄を誇った藍商の家屋が現在もそのままの形で保存されています。

吉田家住宅
町並みで最大の床面積を誇り、藍の豪商として繁栄した「佐川屋直兵衛」の屋敷。一般公開されており、当時の藍商人のたたずまいを感じる事ができる。中には、みせの間や帳場、使用人部屋があり、裏手には吉野川の水運を利用した舟着場跡があり現在は道の駅藍ランドうだつに隣接している。

田村家
国見家に次いで古い建物で、1711年の棟札があります。この建物は卯建を持っていません。

森家
明治13年(1880)落成、築後130年(2007年現在)の「森家」(うだつの町並み内)が5月から土・日・祝日に限り内の様子が見学できるようになります。郵便局長などをされていた時代の郵便局窓口や、医院をされていた時代の診察室、その他歴史的・文化的な書物などがご覧になれます。

国見家
現存するこれらの町家は江戸時代中期からのもので、最も古い建物は宝永4(1707)年の棟札を持つ国見家である。

平田家
将棋名人小野五平生家。天保2年木屋五平(宿屋)で生まれる。泊まり客のさす将棋を見たのが病みつきとなり、持って生まれた素質と熱心さのため7〜8歳の頃、すでに五平を負かす者はなかった。

野崎家
江戸時代末期の建築物と推定されます。当時の様式を復元して造られた入口部分の大戸や蔀戸と呼ばれる独特の戸が昔ながらの雰囲気をかもし出しています。

脇町劇場(オデオン座)
1933(昭和8)年8月、藤中富三氏・清水太平氏らが中心となり、旧脇町に劇場を建設することを提唱し、当時、町内の事業家であった森幸雄氏や吉川長次氏に働きかけて協力を得ることになりました。
吉川氏は錦町地区にある自分の敷地150坪を提供して1934(昭和9)年に750人収容でき、回り舞台の付いた芝居兼映画用の劇場を建設しました。

道の駅 藍ランドうだつ
藍ランドうだつは県都徳島市の西方向約40kmに位置し、県を東西に貫く幹線道路である主要地方道鳴門池田線沿いにあります。当駅と隣接して、脇町うだつの町並み、昔の吉野川の船着場や藍蔵等を再現した船着場公園、観光情報ステーション、吉田邸などがあり、江戸情緒豊かなロケーションとなっております。

太鼓塚古墳
東西37m、南北33m、高さ10mの墳丘規模を持つ円墳。全長13.1m、高さ4.2mの横穴式石室が南に開口する。石室は主に結晶片岩を用いた両袖式で、段の塚穴型石室と呼ばれる胴張りの平面プランと持ち送り式に積み上げた天井をもつ。羨道は入口に向かってバチ形に開く。本古墳の石室規模は四国最大級である。1951年(昭和26年)、墳丘西裾から須恵器・土師器・埴輪・馬具などがみつかっており、6世紀後半から7世紀初頭の年代が考えられる。

棚塚古墳
太鼓塚古墳とともに段の塚穴古墳群を構成する。直径20m、高さ7mの墳丘規模を持つ円墳で、全長8.7m、高さ2.8mの横穴式石室が南に開口する。玄室の長さは4.6mで、太鼓塚古墳と変わらないものの、幅・高さの点でやや小さく、使用されている石材も太鼓塚古墳に比べて小ぶりである。天井部はドーム形を呈するものの、壁面の立ち上がりの傾斜は太鼓塚古墳と比べると緩い。棚塚の名に表れているとおり、石室の奥壁に接して1.2mの高さに石棚を設ける。出土遺物は知られていない。

郡里廃寺跡
「郡里」に所在し、その地名から名付けられた古代寺院。
寺は東西94m、南北120mの規模があり、法起寺式伽藍配置と考えられている。遺物は土師器・須恵器・瓦の他、青銅製の水煙やヘラ描き戯画瓦などが出土している。瓦は同じ美馬市内にある坊僧窯跡群で焼かれたものと考えられている。存続は白鳳時代から平安時代にかけてである。

つるぎ町

二層うだつの町並み
貞光には、全国的にも珍しい二層うだつを備えた町並みがあります。貞光のうだつはこの重厚な”うだつ”に加えることと、前面に寿福を祈念する絵模様が装飾されていること、さらに2段式になっていて、しかも何軒も続いているのが見所です。貞光の”うだつ”はひと味違う風格を備えています。

旧永井家庄屋屋敷
茅葺き屋根のお屋敷。鶴亀蓬莱庭園(座視観賞式)の庭や、樹齢約400年といわれる御所柿も一見の価値有り。町指定文化財。

道の駅 貞光ゆうゆう館
「休憩館」は3階建ての構造で、1階は大型バスによる来客者の食事や会議等にも利用できる多目的ホール、2階と3階は一部吹き抜けで開放感たっぷりのレストランになっていて、地域の食材をふんだんに使ったメニューが楽しめます。「シンボルタワー」は地上23mの展望台から吉野川の流れや剣山が展望でき360度の眺めが最高です

東みよし町

美濃田の渕
清流のきらめく水面に映る奇勝の群れ。ふるさとの雄大さ。
県の名勝・天然記念物に指定されている美濃田の渕は、長さ2キロメートル、幅100メートルにわたる深い淵で、吉野川中流域にある景勝地です。

金丸八幡神社
東みよし町の三加茂駅北側にある金丸八幡神社。毎年秋祭り前日の十月十四日夜、かがり火が燃える境内で降神儀式や神楽が催される。一九五五年に県無形民俗文化財に指定された宵宮神事だ。

お花大権現
林下寺境内に祀られ、縁結び、子授け、安産、夫婦和合、下の病に霊験あらたかといわれる。願望成就のお礼に男女のシンボルを供える風習があり、江戸時代の物から千体以上奉納されている。

三好市

雲辺寺
四国第66番霊場。弘法大師の開基と伝えられる。延暦8年、弘法大師16歳のとき、この山に登られ堂宇(どうう)を建立。
のちに嵯峨天皇の勅を奉じて再び留錫されて、千手観音菩薩を刻んで本尊を安置された。
阿讃予の関所で海抜1,000m、四国寺院中最も高い。

白地大西城址
白地大西城(徳島県三好市池田町白地)は、田井庄(四国中央部)の庄司近藤氏が建武二年(1335)にこの地に城を構え、郷名をとって大西と改姓し、政を取って以来八代(250年)にわたる居城であった。

大歩危峡
結晶片岩が水蝕されてできた溪谷は、大理石の彫刻がそそりたっているかのようで、春は桜・秋は一面の紅葉が清流に色をそえ、スリル満点の舟下りが楽しめる。

道の駅 大歩危
景勝地大歩危にある観光情報館と石の博物館の複合施設。平成20年8月8日に国土交通省より道の駅「大歩危」として認定を受けた。石の博物館には世界の珍しい石を展示しているほか、博物館以外にも観光情報コーナー、喫茶、お土産物売場、足湯(土・日・祝のみ)なども備える。





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