中紀


有田市

糸我稲荷神社
現在、稲荷神社について残っている資料は、文化7年(1810)当時の神官、林周防が寺社奉行に報告した「糸鹿社由緒」があります。その中で糸我社の創建は「37代孝徳天皇白雉3年壬子の春、社地を正南森に移し、糸鹿社と申す」とあり、白雉3年とは伏見稲荷神社の和銅年間の創建より約60年も前に遡ります。

白川法皇みくるまをよせたまひし旧跡
古代から中世にかけて熊野三山の信仰が高まり上皇たちが度々熊野に参詣されるようになり、楠の古木生い茂る当神社に辿り着き、ここに駕籠を止め休憩した「証」として有名な白川法皇みくるまをよせたまひし旧跡

得生寺
「中将姫の寺」として有名で、本堂、開山堂、庫裡、鐘堂、宝物庫などがあります

有田川町

長樂寺
長樂寺は臨済宗妙心寺派に属する寺院で、寺伝によると由良町にある興国寺の開山法燈国師の隠居所であると言われる。

湯浅町

勝楽寺
平安時代の末、平惟仲が建立した浄土宗西山派の名刹。国の重要文化財の仏像8体があり、木造阿弥陀如来坐像は藤原時代後期の作品でいわゆる定朝様式の典型作である。

広川町

広八幡神社
本殿には誉田別命、足仲津彦命、気長足姫命を祀っています。建立は詳らかではありませんが、摂社2棟の棟札に応永20年(1413)に造営の記載があり、このときの建立と推察されます。

由良町

興国寺
禅寺ならではの静寂なたたずまい。普化尺八、虚無僧の本寺でもある。白崎海岸で、海のレジャーを満喫、クエ料理で有名な日高町にも足を伸ばしてみては?

日高川町

道成寺
能や歌舞伎で有名な安珍清姫伝説。この伝説の舞台となっているのが、道成寺です。 道成寺は、文武天皇の勅願で大宝元年(701年)の創建といわれ、国宝の千手観音菩薩、日光菩薩、月光菩薩をはじめ、数々の重要文化財が保存されています。

御坊市

塩屋王子跡
熊野古道九十九王子のひとつ塩屋王子神社は、別名「美人王子」とも呼ばれています。その理由は、この神社に祈願すれば美人の子が授かると言われており、神社近くのお店には絵馬が売られています。

日高別院
御坊の名前の由来になった西本願寺の名刹日高別院は、「御坊所」・「御坊様」とも呼ばれ、土地の人々に親しまれてきました。周辺は江戸時代に寺内町として栄え、今でもその面影を残した町並みがあります。境内の大イチョウは、樹齢400年で県の天然記念物に指定されています。

印南町

切目王子跡
平安・鎌倉時代(11〜13世紀)にかけての300年間は熊野詣が盛んで、当社はその中継遥拝所であった。天皇、上皇、法皇、女院、武人、文人墨客は必ず参詣し、御所御殿は皇族の宿泊所であった。

みなべ町

うめ振興館
『うめ振興館』は、日本一の梅の町を、全国に情報発信する拠点施設です。
また、「うめ21研究センター」と合わせ、生産からPRまで、日本一の梅産地の中心施設でもあります。





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